『第5回 事業提携先を見つけるには、どうするの? 』

前回までは、事業提携の有効性や事業提携のパターンについて、お話してきました。今回は、じゃあ、どうやって、提携先を見つけるのか、ということについて、解説します。

提携先を見つける際のポイント

前回までの事業提携のパターンについての解説では、漠然と“コラボ”しましょう、ということではなく、戦略的に、どのような組み方をするかを明確にすることについて、お話しましたので、やや逆説的になるかもしれませんが、事業提携先を見つける際のポイントは、実は、「あまり精緻に組み合わせを面談前に考え過ぎないこと」です。

あまりに、面談前に、厳格に、双方の“強み”を思い込みで考えて、組み方を考え過ぎると、逆に、提携先が見つからないということになります。

そうではなく、一応、方向性を考えた上で、「ダメもと」という感覚は重要です。

提携先候補をかき集めるイメージ感で、様々なパターンを試してみることが必要です。

つまり、まずは、面談して、可能性をあらゆる方向で探るスタンスで、ミーティングをすると、思わぬ方向で、話し合いの中から出てくることがあります。

やはり、「恥も失敗もかき捨て」と考えて、数をこなさないと、提携先は見つかりません。



提携先の発掘には、交流会が有効!

提携先の発掘では、交流会をバカにせずに、どんどん、人と会って行くことが大切です。

そのため、交流会への参加は、非常に有効です。

交流会への参加にあたっては、私が著書『これから10年活躍するための新規開拓営業の教科書』の中で書きました「交流会の徹底活用術」を実践していくとよいと思います。

冨田賢著『これから10年活躍するための新規開拓営業の教科書』は、こちらをクリック!




『これから10年活躍するための新規開拓営業の教科書』に書かせていただいた法人営業のメソッドのダイジェストは、下記です。

●あなたの営業スタイル、謙虚過ぎませんか? 
  
  おカネの話、契約書の提示

●ヘジテイト(躊躇)するな! 
   どんどん自分のことを話す!

●相手との距離を短期間で縮めて、
  契約などの話をまとめられるかが
  ポイント!

●リスクをとって、前輪駆動で、前へ!
  ハンターの心得

●空気を読んだ上で、あえて空気を読むな!
   KYになれ!

●人と会うことがビジネスの基本

人と会うことで、アイディアが生まれたり、
 新しい事業展開が出てきたりする。

●自社や自分のアピールの最高の練習の場

●東京なら、交流会は、ほぼ毎日行ける!

●私の場合(会社の立ち上げ時期や“営業強化月間”):

 週5営業日×4週間の20営業日中、
 17〜18営業日は、交流会に参加!

 

●走り込みや筋トレと同じようなもの!?

●シュリケンのように名刺を配る!

私は、『これから10年活躍するための新規開拓営業の教科書』についてのセミナーを、自社主催のTCセミナーや外部講演でもお話していますので、機会がありましたら、是非、ご参加ください。

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今回も、お読みいただきまして、ありがとうございます。

次回は、「第6回 事業提携のためにも、“強み”をアピール!」です。

のコラムは、毎週金曜日にアップされますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

2013年3月8日に連載

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