2015-06-2

義務感でやらねばならないと思っている社員が多い会社は伸びない

テーマ:新規事業立ち上げのノウハウ&情報, 社員のやる気アップ・組織風土改革

ここのところ、多くの会社さんを訪問したり、やり取りをしていて、

感じることは、

社員の方々が、

義務感でやらねばならないと思ってやっている人が

多いと、会社がなかなか伸びない、

ということです。

 

人は、”やらされている感”ではなく、能動的にやれているときに、

力が一番、発揮される、ということは、私がいつも、セミナーや本などで、

述べていることです。

 

自分で、仕事のやりがいを感じ、仕事や事業の目的をしっかり

意識して、能動的に、やれている社員が多いと、会社は、

アイディアも出やすく、推進力も増します。

社員の方々が、給料+アルファのことをやろうという気持ちに

なっていると、好循環になるわけです。

 

それに対して、

この仕事は自分の役割だから、やらねばならない、

責任感、義務感から、やっている、

という人が多いと、本来的には、会社は伸びないことが

多いです。

 

日本人は、勤勉な民族性があり、学校教育でも、家庭教育でも、

我慢しながらもやることを、教えがちなので、

義務感でも、頑張り続けることが多いです。

 

それ自体は、完全に悪いことではないのですが、

義務感だけで頑張っていると、人間は、しんどくなります。

家族を養うため、住宅ローンや教育費などのために、

義務感で頑張らなければと思っているだけというのも、

限界があります。

 

やはり、仕事にやりがいを感じ、一緒に働く仲間とやれていることの

楽しさ、充実感を感じ、のびのびと、自分なりに、能動的にやれて

いたほうが、楽しく、仕事ができますし、成果も出ます。

 

そういう職場環境、組織風土にしていけると、

会社は伸びると思いますので、目指していきたいところですね。

 

 

取り急ぎ。。。

 

冨田賢