2013-08-17

サンケイから…『東証1部企業の最終益、リーマン前の水準回復 輸出企業が収益押し上げ』

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やっと、リーマンショック前の水準に、

最終利益が回復しました。

次は、営業利益でも…!

 

冨田賢

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130816-00000006-fsi-bus_all

 

東証1部企業の最終益、リーマン前の水準回復 輸出企業が収益押し上げ

SankeiBiz 8月17日(土)8時15分配信

東証1部企業の最終益、リーマン前の水準回復 輸出企業が収益押し上げ

4~6月期の最終利益(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 金融を除く東証1部上場企業1190社の2013年4~6月期の最終利益の合計が前年同期の約2.1倍の5兆1320億円と、4~6月期でみると07年以来の高水準になったことが16日、SMBC日興証券の集計でわかった。円安が自動車など輸出企業の収益を押し上げたためで、08年9月のリーマン・ショック前の水準を回復した。

 日興が1部上場の3月期決算企業で、開示が遅れている1社を除く全社を対象に集計した。売上高の合計は前年同期比8.0%増の130兆9360億円、営業利益の合計は32.5%増の6兆7420億円だった。

 4~6月期の最終利益としては、集計を始めた06年以降で07年の5兆5100億円に次いで2番目に高い水準。ただ、本業のもうけを示す営業利益は08年の水準(7兆1530億円)に届かず、リーマン前を回復していない。

 業績改善により、93社が通期の営業利益予想を、105社が最終利益予想を上方修正。それぞれ前年同期の53社、56社から大幅に増えた。トヨタ自動車やセイコーエプソン、三越伊勢丹ホールディングスなどが営業利益予想を引き上げた。

 想定為替レートの平均は93円25銭。13年1~3月期の92円33銭から円安方向に修正されたが、足元の水準とは開きがあり、現在の為替水準が維持されれば、輸出企業には通期業績の上方修正要因になりそうだ。

 ただ、株式市場は業績改善を織り込み済みで、株価押し上げ材料にはならなかった。決算発表が本格化する直前の7月25日の終値から16日までに、日経平均株価は6.3%下落している。日興の伊藤桂一チーフクオンツアナリストは「業績は順調に回復しているが、市場の期待が大きすぎた」と指摘している。